第9話 Apple 『An Apple A Day...』 (1969) UK

今夜の一曲 The Otherside


apple


 今から20年前。あのアップルが Repertoire Records から再発(1994年)されたと聞いて、わくわくドキドキ。さっそくなじみの店でオーダー。後日、出張帰りに店に立ち寄ったところ、期日通りに届いていないと聞かされてがっくり。1週間後に改めて電車に乗って出直す羽目になりました。

 かくして念願のアップルをようやくGET。今回取り上げるのはアップルの『An Apple A Day』収録の「The Otherside」です。

 噂先行は話半分と言いますが、これは楽しめた。ワン・ヒット・ワンダーと言いたいところですが、残念なことにヒットしなかったので、ワン・アルバム・なんだ~とでも申しておきましょう。当時、「裏ビートルズ」という言葉にときめいていた私にとっては、遅れてきたサイケデリアも悪くはなかった。

 売れずに消滅ってのはビジネスの道理でしょう。判官贔屓と言われようが、そういう悲哀もそのアーチストの付加価値に感じるので、本来こういう吸引力は邪道きわまりない。しかしまぁ、私は自分に甘いのでヨシとしよう。

 アップルは1968年、Smash Records からシングル「Thank You Very Much / Your Heart Is Free Just Like The Wind」をリリースした。これがラリー・ペイジ(Larry Page)の目に留まったことから、あっさり契約成立。該当のシングルが米国とオランダだけのリリースだった事を思えば、ラリーも不思議に鼻がきいたものだ。

 翌年の唯一作には ''English Apples & Pears' のタイトルがついた立派なカラー・ブックレットがついていた。それはそれでペイジ・ワン・レコード(Page One Records)のやる気を感じるが、実際にはプロモーションもなく、アルバムも売れず、バンドもフェイド・アウトする。ライブ活動もほとんどなかったようだ。

 当時は見向きもされなかったレコードだったが、再発されるまでは英国の『レコード・コレクター誌』で「Top20 サイケデリック・レアリティ」とまで評されたらしい。

 実際に聞いてみると、曲傾向にバラエティがあり、完成度もばらつきがあるのは否めない。トータルすれば、サイケ・フレーバーのブリット・ポップっぽいヤツは、捨てがたい魅力を見せつける。特に今回取り上げた「The Otherside」はゲスト扱いっぽいチャーリー・バーバーのアコピの渦に引き込まれてヘルプレスです。これ、あの時代独特の音響空間ですよね。参ったなぁ。

 An Apple A Day...で検索すると Apple Publishing のコンピ盤もヒットするので要注意です。これはこれで興味の尽きないアルバムですが・・・

appleaday


 さてさて、英語の格言に An Apple A Day Keeps Doctor Away. とあります。「一日一個のりんごで、医者知らず」。確かにりんごは栄養価も高いし、ポリフェノールは活性酸素を押さえてがん予防にも効き目があります。脂肪分の分解にも役立つようですよ。

 ペクチンは整腸作用があって便秘を防ぎ、コレステロールを排出して動脈硬化リスクを低減してくれます。クエン酸は胃腸の殺菌をしてくれるし、乳酸を減らして疲れを取ってくれます。カリウムは塩分の体外排出を促してくれるので、高血圧予防にも効果ありそうですね。おまけに美肌効果が約束されますよ・・・こう書くと、まるで悪徳商人みたいですが、誓って嘘ではありません。

 みなさんもアップルを聞きながら、ご自身の健康を気遣ってみてはいかがでしょうか。(笑)

Jeff Harrod / Bass
Dave Brassington / Drums
Robbo Ingram / Guitas
Charlie Barber / Piano
Dennis Regan / Vocals




 



 




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 音楽ネタを中心とした雑記帳です。

 60年代後半から70年代にかけてのワールドワイドなロック、ポップス、プログレ、アシッド、サイケ、フォーク、ジャズロック、ジャズなどの話題を主に、ひっそりメモってます。

 それぞれの記事はその時々のフィーリングで書いていますが、基本形はある曲をきっかけに感じた雑感が題材になっています。

 私は単なる音楽愛好家ですので、記事に関しては、思い込みや勘違いがたっぷりあることかと思います。その点はご容赦願います。もし、お気づきの点があれば、ご指摘下さい。

 個人的に思い入れのあるものを主に綴っていますので、マイナーかつ気まぐれなセレクション、お許し下さい。

 それでは、今宵の音楽夜話におつきあい下さい。

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