第102話 Gracious  『Gracious!』 (1970) U.K.

今夜の一曲  Heaven

さて、今夜はNirvana U.K.の話題を きっかけに友人に絡んでもらい、井戸端会議の実況中継です(笑)。


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<スリーヴ編> その1

CP ニルヴァーナの『Local Anaesthetic』(局部麻酔)、知らない間に随分と値段が上がって、約700ポンドですか。鼻血出ますね。

CM で、出たー、Nirvana!手元に残ってるのは、学生の頃に買った日本盤LPだけですが、邦題は『局部麻酔』ではなく『涅槃』でした(笑)。パトリック・キャンベル・ライオンズ(Patrick Campbell-Lyons)はインタビューでも言ってたけど、元々R&B志向が強かったし、結局やりたかった音楽って、こういうものだったのかなって気がします。

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TA オークション見たら695ポンドって出てますね、換算ソフトに入力してみると、128,856.48 円(レートは2015年7月9日現在)。ヤバいですね。

CM それは売りたくない、という値段づけじゃないでしょうか(笑)。 Nirvana関連でレアなのは、メトロメディア(Metromedia)の倒産がらみで枚数が希少な『Dedicated To Markos III』みたいです。


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TA あー、でも、あのスリーヴ・デザインは勘弁してほしいですね(笑)。

CM ははは、たしかに。あれは不気味というか、でもある意味レアそうなジャケです(笑)。今、相場的には『局部麻酔』のダブル・バリューなんだって。


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CP 『局部麻酔』の日本盤LPをお持ちだと言ってみえましたが、日本でヴァーティゴ(Virtigo)を出してた日本フォノグラムは、ジャケットの材質をツルツルのコート紙にして発売してませんでしたか?キース・ティペット・グループ(The Keith Tippett Group)の2nd『Dedicated To You, But You weren't Listening』オリジナル盤とかは、もともと痛みやすい紙質でしたが、日本盤はコート紙になっていて丈夫でしたよ。

CM ツルツルのコート紙のジャケというと、日本フォノグラム盤ではなく、RCAネオンの日本ビクター盤や、Dawnの日本コロムビア盤の方を連想しますが・・・


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CM グレイシャス(Gracious)やフェアフィールド・パーラー(Fairfield Parlour)の英原盤は、表面に細かい模様の入った樹脂コート印刷されていましたが、日本盤はコート紙ではなく、表面はさらっとした普通紙のままで、逆に英原盤より弱そうです。ひょっとしたら、別の紙質のもあるかも知れませんが。

CM それから、日本フォノグラム盤の多くはコート紙ではなかった覚えがあるんですよ。3~40枚位は持ってたと思いますが、別の場所に置いてあるのもあって、今すべては確認出来ませんけど。ウォーホース(Warhorse)もコート無しでしたよ。

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TA 『局部麻酔』はジャケットの紙質が原盤と日本盤で違ったんですね。原盤は高嶺の花で、ついぞ手が出せずでした。ですから、いまだCDのみ。でも、やっぱりCDサイズでは、迫力が出ませんね。

TA それから、エアメイル・レコーディングスからオーディエンス(Audience)の1stが再発された時、深民淳さんが面白いこと言ってました。オリジナルはケント紙のジャケだったので、経年劣化で毛羽立ったり破れたりで、保存状態が良好なのは少ないって。ジャケの材質は面白いテーマですね。


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CP ケント紙は磨耗しやすいですね。焼けやすいですし。オーディエンスは70年代に必死になって1stを探しましたが、あまり人気がなかったのか、当時はほとんど海外から買い付けてきてなかったようです。某店に一度入荷したようですが、拝む機会もないままに、あっという間に売れてました。

CM  オーディエンスのジャケはたしかに脆いですね。状態良好のはあっても高くて買えないし。知人は昔、これのコーティングジャケ・バージョンがあるらしいとの噂をどこからか聞いてきて懸命に探していましたが、その後見つかったんだろうか。


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CM Dawnの日本コロムビア盤も、コートありが多かった覚えがありますよ。コウマス(Comus)、ヘロン(Heron)、ドノヴァン(Donovan)、トレイダー・ホーン(Trader Horne)、タイタス・グローン(Titus Groan)とか。ただ、例外もあって、フループ(Fruup)などのように、輸入盤に帯と解説を付けただけのがありました。

CP  トレイダー・ホーンとか、今は高値ですが、当時は中古を200円で買ったことがありますよ。フループの国内盤だとサードが裏面ライナーになってたよう記憶してますが、だいぶ以前に売ってしまって確認のしようがありません。売ってはそれを資金に次のを買ってたもので(笑)。


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CM 裏面ライナーのものは日本コロムビア盤ではなく、テイチク盤ですね。テイチクのトレイダー・ホーンやヘロンがそうでした。途中でレコード会社が切り替わったので、2種類あって混乱しますね。

TA 売ってはそれを資金ってのが笑えますね。でも、自分も同じような事をしょっちゅうやってたから、人の事は言えませんね。デイヴ・グリーンスレイド(Dave Greenslade)の『カクタス・クワイヤー』(Cuctus Choir)原盤とか、今でも手放したのを後悔してます。


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CM  それにしても、トレイダー・ホーン200円は安すぎ!自分は最初、シングル・ジャケのテイチク盤を買いましたが、その後Dawn原盤を英国から通販で取り寄せました。でも、ジャケット開いたら、なぜか日本コロムビア盤のライナーが入っていたんですよ!今でも謎です(笑)。

CP 自分が通ってた店のひとつが、当時音楽関係者がよく見本盤を売りに来る店だったので、キース・ティペット(Keith Tippett)の『ブループリント』(Blueprint)が500円とか、リンダ・ホイル(Linda Hoyle)の『ピーセズ・オブ・ミー』(Pieces Of Me)が700円とかで買えました。70年代は見本盤の価値がとても低かったというのもありますね。今じゃ逆ですが。


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CM ちなみにRCAのキース・ティペットの『ブループリント』の日本ビクター盤もコート無しでしたね。 Dawnもテイチクに移ってからはコート無しになり、しかもダブル・ジャケがシングル・ジャケってパターンも多かったですね。


夜は更けても、井戸端会議はつづく・・・(笑)
※会話は流れに合うように、表現をさわらせて頂きました。お許しください。m(_ _)m


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Alan Cowderoy / guitar, vocals
Martin Kitcat / piano, Harpsichord, keyboards, piano (electric), vocals, Mellotron
Robert Lipson / drums
Tim Wheatley / bass
Paul Davis / vocals, acoustic guitar


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 音楽ネタを中心とした雑記帳です。

 60年代後半から70年代にかけてのワールドワイドなロック、ポップス、プログレ、アシッド、サイケ、フォーク、ジャズロック、ジャズなどの話題を主に、ひっそりメモってます。

 それぞれの記事はその時々のフィーリングで書いていますが、基本形はある曲をきっかけに感じた雑感が題材になっています。

 私は単なる音楽愛好家ですので、記事に関しては、思い込みや勘違いがたっぷりあることかと思います。その点はご容赦願います。もし、お気づきの点があれば、ご指摘下さい。

 個人的に思い入れのあるものを主に綴っていますので、マイナーかつ気まぐれなセレクション、お許し下さい。

 それでは、今宵の音楽夜話におつきあい下さい。

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