第104話 Jean-Claude Vincent  『Lettre Au Passé』 (1977) France

今夜の一曲  L'alcool


104 (4)


<レコードあさり編> その1

CM パテ書房でレコードあさりした後の屋台の恵比寿ラーメンがうまかった(笑)。昔のパテの買い付け人は、後に目白ユーファ、西新宿GSMを出店した人でしたね。ユーファは開店した時、何度か行ったけど、GSMには一度も行ったことがないですね。

TA 掘り出し物を見つけた後のラーメンは、さぞおいしかったでしょうね。私は、レコードあさりしてる時には、ろくなもの食べてなかったです。飯食ってる時間より、レコード店のエサ場に首突っ込んでる時間の方が長かった(笑)。

CP 私は高円寺で中古レコード屋巡りをすると、決まった喫茶店でカレー食べてました。当時は中古盤を扱う店が5店舗ほどあったので、休憩ついでに。中野の店巡りをすると、定食屋のA定食で締める、というパターンでした。どちらも今はもう無くなってしまいました。

TA 自分はもっと不健康に、ハンバーガーとか牛丼で食いつなぎつつ、レコードあさってました。西新宿あたりだと、そのエリアだけで一日つぶれますしね。これもある意味、不健全娯楽と申せましょう。


無題2


CP 西新宿だと新宿レコード周辺で中華を食べることが多かったです。思い出すと、なんか行く先々でパターン化してたことに気づかされますね。

CM 店名を忘れましたが、西新宿のレコード屋が出前で使ってた中華料理屋があって、そこの中華丼ばかり食べてたような気がします。あとは餃子の王将かな(笑)。

CP 西新宿は飯屋には困らなかったですね。私が足しげく通ってた頃はKINNIEやOMが賑わってた頃でした。あの界隈だけでも数多くのレコード屋があったので、ほんと重宝しました。

CM そういえば私も、高円寺に行ったらカレーが多かったような気がする(笑)。注文の仕方とか、食べ方にうるさい変に頑固なオヤジがやってたニャンキースという南口にあったカレー屋を思い出しますよ。


104 (6)


CP 私が通ってた際に寄ったのは、高円寺のアミナダブというレゲエと中古盤を専門にした小さな店のそばの喫茶店でした。今はもうどちらも無くなってしまいました。高円寺も昔とは様変わりしました。

CM アミナダブの名前、久々に聞きました。友人の家がすぐ近所にあって、たびたび寄りましたが、いつも見るだけであまり買いませんでした。あの辺りも、もうかれこれ十年以上行ってないです。

CP あまりに狭くて、セール時には人がすれ違うのも困難な店でしたね。降りるのが怖い階段もあって・・・

CM どうにかしてくれ、この狭い階段!って上りながら思ってました(笑)。自分がよく通った吉祥寺にあった芽瑠璃堂。うなぎの寝床のような間口が狭い店舗もまた懐かしい。あの頃は個性的な店舗が一杯ありました。

TA 中にはまるで客を拒否するかの勢いの、積み上げ&放り込み倉庫的な店とか(笑)。


eb.jpg


CP 昔は中央線沿線にもレコード屋がたくさんありました。雑誌片手にあちこちまわったものです。

CM 80年初頭頃までの中央線沿線のレコード屋はよく知ってるんですが、それ以降ほとんど行ってないので、今行ったら浦島太郎状態ですよ。

TA ほんとですね。あの頃は、GPS もポータブルナビもなかったので、店を探すのが無茶苦茶大変でした。中には想像を絶する危険水域に店舗を構えてるところもありましたね(笑)。

CM そうそう、『レコード・マップ』なんて便利な本はなかったし、音楽雑誌の店の広告のマップが頼り、中には分かりづらいマップもあって、最後は店に電話してようやく辿り着けたなんてこともよくありました。

TA しかも、かつては携帯電話などと言う便利な道具もなかったので、店に電話して場所を確認しようにも、まずは公衆電話を探す必要があったし。


無題

TA 地方都市に住んでると、都内に足を運べるのは出張とかコンサートとか、友人に会う機会を利用してレコード店巡りするのがせいぜい。『レコード・マップ』が出て、ようやく全貌がつかめたという印象かな。

TA バスターミナルのコインロッカーに荷物預けて身軽になってから気合い入れて出陣するわけです(笑)。レコマップの必要箇所をコピって、WearhouseとかVinyl Japanとかゆうらしあとか、あとディスクユニオン系ね、西新宿なら。でも、レコマップの地図が違ってることもあって路頭に迷いました。

TA たいていは西新宿だけで時間切れ。それでも、ラングルヴァン(L'engoulevent)『オオカミの住む島』(L'Ile Ou Vivent Les Loups)やキャラヴァン(Caravan)の『グレイとピンクの地』(In The Land Of Grey And Pink)、ジャン・クロード・ヴァンサン(Jean-Claude Vincent)『Lettre Au Passé』、パタフォニー(Pataphonie)『Pataphonie』、エマニュエル・ブーズ(Emmanuel Booz)『聖なる浮浪者』(Clochard)、なんて見つけた日にゃ鼻血出たもんです。


<識者評>
鼻血出たり、血圧上がったり、カビくさい閉塞空間でエサ場をあさったり、ロクな食事もせず貧栄養状態で場末のビル街をうろついたりと、一体彼らは何ものなんでしょうね。次回、めでたくこの項終わりです(笑)。




Jean-Claude Vincent / vocals
Christian Decamps / keys
Valéry Btesh / Vocals, guitars
Alain Berge / bass
Claude-Marius David / flute, soprano saxophone and percussion
Jean-Pierre Garbin / drums
スポンサーサイト

テーマ : プログレ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは。
私がレコード漁りしてた頃は、ニューウェイヴ系がメインでしたので、行ったことあるのはVinyl Japanくらいですけど、中古盤屋のカビ臭い閉塞した店に出入りして、食事するお金をケチってまで塩ビを求めてたのは一緒です。
音楽雑誌の広告見て、ドキドキしながらUK Edisonへたどり着いたらこととか、これって違法だよね?と思いつつ行った海賊ビデオ店とか、よく覚えてますわ。

Re: No title

yuccalinaさん、そうだったんですか。これはですね、お互い病的なのではなく、狩猟者としての血が騒いだわけですね(笑)。同じ穴のむじなと言ったら失礼ですね(笑)。でも、安心しましたよ。どうやら同じ遺伝子が組み込まれてるんだとわかって(笑)。
ゲスト・ブック
Profile

ticca

Author:ticca
 音楽ネタを中心とした雑記帳です。

 60年代後半から70年代にかけてのワールドワイドなロック、ポップス、プログレ、アシッド、サイケ、フォーク、ジャズロック、ジャズなどの話題を主に、ひっそりメモってます。

 それぞれの記事はその時々のフィーリングで書いていますが、基本形はある曲をきっかけに感じた雑感が題材になっています。

 私は単なる音楽愛好家ですので、記事に関しては、思い込みや勘違いがたっぷりあることかと思います。その点はご容赦願います。もし、お気づきの点があれば、ご指摘下さい。

 個人的に思い入れのあるものを主に綴っていますので、マイナーかつ気まぐれなセレクション、お許し下さい。

 それでは、今宵の音楽夜話におつきあい下さい。

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR