第5話 Atoll 『L'Araignée-Mal』 (1975) France

今夜の一曲 Le Photographe Exorciste


Atoll - LAraignee


 キング・レコードの European Rock Collection Part IIを聴いてたまげた。発売当時、にわか仕立てのユーロ・ロック・ファンだった私。無知ををさらけ出すようで恥ずかしいのだが、こんなクオリティの高い音楽が世に存在するなんて、とても信じられなかった。演奏技術は勿論、フランス語のエキゾチックな響きが衝撃に拍車をかけた。

 フランス語というだけで、これがハードルになってフレンチ・ロックに激しい拒否反応を示す人を多数見てきました。でも、この響きの好きな人にとっては脳内物質でいえば、ドーパミン過剰なヤバい状態に陥る危険性があるようです。

 ダイナミックで壮大な叙事詩にも思える大作が収められた『L'Araignée-Mal』(夢魔)。確かにイエスやマハビシュヌ・オーケストラといった大英帝国のプログレ先達の影響はそこかしこ。だが、これがフランス語で歌われると、唯一無二の魅力を放って光り輝く。期せずしてたちまち彼らの術中に陥ってしまった私。

それにしても、キングのカタログには実に恥ずかしいウリ文句が並んでいた・・・「この一枚を聴かずしてヨーロピアン・ロックは語れない!」そうです。(笑)

 この曲は彼らのセカンド・アルバム『L'Araignée-Mal』のオープナー。Webにはこの曲にエドガー・アラン・ポー の『アッシャー家の崩壊』があてられた動画がアップされていた。これがまた、オカルティックな歌詞にぴったりはまっていて、思わず鳥肌が立った。


Richard Aubert / violin
Andre Balzer / lead vocals, percussion
Christian Beya / guitar
Alain Gozzo / drums
Michel Taillet / keyboards
Jean Luc Thillot / bass





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 60年代後半から70年代にかけてのワールドワイドなロック、ポップス、プログレ、アシッド、サイケ、フォーク、ジャズロック、ジャズなどの話題を主に、ひっそりメモってます。

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 私は単なる音楽愛好家ですので、記事に関しては、思い込みや勘違いがたっぷりあることかと思います。その点はご容赦願います。もし、お気づきの点があれば、ご指摘下さい。

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